1998年 シトロエン クサラ VTS

新しい足車です。

WRC等ではプジョー206と並び、特にターマックで速く、けっこう活躍しているのですが、日本での知名度は???です。(笑)

クサラという車自体が珍しいのに、その中で、2ドア5速MTのVTSは、正規輸入で70台しか導入されなかったそうで、希少車です。
(というか、不人気車かも^^;)

シャシーはプジョー306と共通の物を、フロア等を補強して使っているそうで、トーションバーやストラットなども共通です。

車高はセダン系より約 4cm低められていて、バネもかなり硬く、ノーマルのままでも、かなりのスポーティーな走りです。

噂どおり、けっこう硬いですね。
もちろん僕好みなんですけど・・・^^;

あとは地味なホイールを何とかしたいなぁ・・・

色はゴールドではなく、ジョーヌネッサンと呼ばれる黄色(うぐいす色)メタリックです。

試乗時に初めてお目に掛かりましたが、想像していたゴールドとは随分違い、独特の色なので、けっこうビックリしました。^^;

エンジンはS16と同じ2.0リッター16Vエンジンで165馬力、クネクネ曲がった4−1のタコアシまで標準装備しています。

エンジンは下からトルクがありとても乗りやすく、アイドリングスタートでも全くエンストしません。

ただ、306同様、クラッチペダルの戻りが渋く、かなりの馴れが必要です。
ご覧のようにエンジンはずいぶん奥に寝かせて搭載されています。

おそらくエンジンの搭載位置や、キャスターのセッティング等の効果なのでしょう、205がアンダーなのに比べて、クサラはフロントが面白いほど切れ込みます。
これほどの大きな車体でも、ハンドリングは106系と同じ感覚です。

リアにはオーバーステアを回避する為にセルフステアリング機構が付いているのですが、もしこれがなければ、ドライビングに心得のない人はスピンしてしまうかも?くらいに良く回ります。

僕自身はセルフステアリングは、無い方が面白くて良いと思うのですが・・・^^;

ナント!内装は

★本革張りのシート&ステアリング

★フルオートエアコン

★フロント&サイドエアバッグ

★MD+CDチェンジャー+6SP

★リモコンドアミラー^^;

おお〜、これは今までにない豪華装備です。室内もとても静かで、快適、嫁も納得・・・(^^ゞ

ただ、その分重量は1220kgと重いので、205やシャンソンのような軽快さはありません。

室内はとても静かで、150km前後がとても気持ち良く走れる速度域なのですが、日本ではちょっと速過ぎ、ヤバ過ぎです。^^;

リアシートも革張りで豪華^^;

僕には充分広く感じましたが、後ろに乗る事は絶対にないやろなぁ。^^;

以前、嫁に運転してもらって、シャンソンの後部座席に乗ったことがありますが、前席とは違った風景で、とても見晴らしが良く、乗った感じもとても気持ち良かったので、結構後ろに乗るのも気に入ってるんやけどなぁ・・・^^;

↓ AVO車高調、特注PCD変換スペーサー、CP035鍛造16インチと、好みのルックスにモディファイ。
高級ツアラーっぽい内装にバケットが似合わん!(^^ゞ
でも、このクサラは走りはメッチャ良かったです。
AVOダンパーの特性は好みでなかったですが・・・
しかし、無理して買ったのでお店の運転資金がなくなって、すぐに売る羽目になってしまいました。(涙)