FORD BDA ENGINE

J-CRAFTさんで、下記の加工。
  • ビッグバルブ加工(バルブ、シートリング、ガイド)

  • IN、OUTポート研磨

  • 強化バルブスプリング(ダブル)

  • オイルギャラリーの砂落とし。

  • ヘッド面研磨

  • カムキャリア合わせ面研磨

  • トップハットシム製作

使っていない部屋でエンジンを組みました。

711?ブロック

1980cc程度までボーリング出来るらしいブロック。

  • スチールフルカウンタークランク
  • ピンハイトを縮めた鍛造ピストン
  • それに合わせたキャレロH断面コンロッド

うしろの新品塗装済み雨宮FC3Sフロントカウルにピントが合ってます。 

しかし、装着前日にクラッシュして廃車。(T_T)

何とか組み上げてエンジンを載せ、同時点火にも改造して、無事始動できました。

しかし、とても乗りにくく、今考えるとバルブタイミング、点火時期などいいかげんだったのでしょう。

しばらくそのまま乗っていましたが、ついに中国道吹田あたりで壮絶なエンジンブローに見舞われました。
ブロー時は、ものすごい量の白煙をあげて、まるでF1でエンジンブロ−してリタイアする気分で、ちょっとかっこええかな?とか思ってしまいました。(笑)
( オイルではなく水蒸気でした )

喜ぶのも?束の間、同乗していたワガママな彼女はあきれて一人で中国道を歩いて帰り出すし、JAFは呼ばんとあかんし、事後処理は非常に大変でした。
 
壮絶なエンジンブローの後、ばらしてみると
2番のシリンダー壁が裂けて冷却水が流れ込んだようです。

バルブも折れてクラッシュしているし。

やっぱり1980ccは無理やったんちゃうかなぁ?

その後、Jクラフト経エンジンを送って、裂けたシリンダーにスリーブを打って修理&今回は時間もなかったので組みたてもやってもらい、やっとまともに乗れるようになりました。
暫くは9000rpm近く回る官能フィーリング( そのまま踏めばもっと回るんです )を味わって楽しんでいました。

しかし、そのうちバルブの間の亀裂を溶接修理したところがまた割れたようで、エキゾーストポートにはシリンダー内から水が出ている形跡もみられ、どうしようかと悩んでいるうちに、タペットからも盛大な打音が出てきてしまいました。
これはまた大修理が必要なようです。(涙)

今後の信頼性のを考えると不安な事と、BDではVauxhallにはかなわないらしいと言う評判から、ついにBDAを諦めて、Vauxhallエンジンに載せ替える事にしました。

NEXT