その後のVauxhallエンジンと、1999年12月19日のCATERHAMの姿

Vaxhallに載せ替えてから、鈴鹿を走ったのですが、走行後、冷却水のリザーバータンクにオイルが混ざり、クリームソーダ状態になっていました。
オイル側には冷却水は全く混入していないので、圧が掛かる部分からウォーターギャラリー側に漏れているようです。
仕方なく、エンジンを降ろして全部分解して、ブロックとヘッドを水圧試験に掛けましたが、漏れはなしとの事でした。
う〜ん、どこが悪いのか判らず困りましたが、他に疑わしい部分は、ブロックのウォーターポンプのハウジング内部にあるオイル通路のブランキングプラグ部分くらいです。
取り敢えず、そこをもう一度漏れない様に処理して、またエンジンを1から組み上げました。

ノーマルVauxhallはトルク感はすごい物の、BDAに比べてパワーの盛り上がり感に欠け、面白みがないので、せっかくばらしたついでに、QEDのハイコンプピストン、ハイカムを入れて、それに見合った点火マッピングと同時点火コンバージョンを行いました。(^^)v

エンジンを搭載して、もう一度鈴鹿を走ってみましたが、やはり以前と同じようにオイルが混入しています。
チューンのお陰で随分タイムは上がったんですが、また原因追求して組み直さなくてはなりません。(涙)

ブロックかヘッドのどちらかに原因があるはずですが、QEDに尋ねた所、恐らくヘッドの鋳物の「す穴」が貫通してしまったのだろうとの事でした。
そうなると修復不可能で、ヘッドを交換するしかないのですが、少し前に勢いでナローポルシェを買ってしまった為、資金不足で、暫くはエンジンを降ろしたまま知り合いの車庫に預かってもらう事になりました。

久しぶりにセブンに会いに保管してもらっている車庫ヘ来てみました。想像していたより保存状態は悪くなかったですが、さすがに埃をかなり被ってます。街でセブンを見かけると羨ましく思ってしまうのですが、これでは所有している意味が全くないですね。早く直して乗りたいものです。現在はエンジン、ミッションが載っていないので車高がずいぶんと高いです。
APロッキード製のJPE用4ポッドキャリーパー+ベンチレーテッドディスク。マスターシリンダーも大型の物に交換して踏力よりもタッチを重視。カーボンパッドは夜間にハードブレーキすると運転席から見えるほど火花が飛び散り綺麗です。Vauxhall Racing用 Bilstein ダンパー。タイヤはDUNLOP D98J Soft 、ワタナベのアルミ、7J+7.5J。
うわっ、すっごい埃が判るでしょ。
タコメータ−はSTACKに交換。スイッチでタコメーターの左上に取付けたシフトライトのタイミング調整が可能。明るすぎて、夜間、暗い所では点灯時に目が眩んでしまいます。走行後にメモリーで回転の様子を再現可能。油温、油圧はデジタル表示のメーターに交換。ステアリングは脱着式なので盗難防止にもなりますが、うっかり付けっぱなしでステアリング自体を盗られたら大変なので、外して持ち歩かなくてはなりません。(^^)
運転席のシートはFRPに生地を張ったバケット。かなり寝かせてセットして、寝そべった状態で運転しています。助手席は革張りのノーマル。ノーマルはけっこう重量があるので、いずれ助手もバケット化したいですね。シートベルトはルークの6点式。ミッションは降りてるのでシフトノブ等は付いてません。

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