悲しい出来事 2001年春頃やったかな?

昨夜、スーパーセブンが治って、南港まで試乗&キャブ調整に行ったんですが、帰りに悲しい事があったんです。
同じポルシェ乗りに「いちゃもん」をつけられたんです。

南港からの帰り、広い道路の左端にポルシェが信号待ちをしてました。

「おっ、綺麗なシルバーの上品な996が居るやん♪」

と思いながら、一番右端を少し加速しながら通り過ぎたんですが、いきなりギュイ〜ンと僕の後ろにぴったりついて来たんですね。

おっ、ひょっとして知り合いかな?とか思いながら後を見て走ってると、ずっとピッタリとついてくるんです。
暫らく走っていると、どうも煽っているようなので、危ないし、その気はないので、左へ避けて手で合図をして先に行かせました。
すると、横に並んで来て

「おう!こらぁぁ!」

とか言いながら幅寄せしてきたんです。
暫く並んで走った後、今度は道をふさいで斜めに車を止めて降りて来ました。
見るとスーツ姿の同じ歳くらいの普通のオッサン(笑)です。

「こらぁ〜!、おまえのぉ、そんなに速いんやったら先行けや〜」
「途中で曲がったらぶっ殺すぞ!」


後ろから追い回す気でしょう。
しかも、酔っ払っているようで、巻き舌&だみ声です。(-_-メ)
後ろには車が何台か詰まって、騒ぎが収まるのを仕方なく待っています。

「気ぃ悪うしたんやったらすんませんなぁ。テスト中ですねん。」

かなりしつこかったですが、何とか収めてその場は先にやり過ごしました。

僕のセブンは、ほぼ300度のカムが入っていて、パワー寄りのキャブセッティングの為、ブレーキを踏む度にかなりアクセルを煽らないとプラグがぶって止まってしまい、再始動出来なくなるんです。
謝っている間も、仕方なく「ウォンウォン」やっていたので、それが余計に腹立ったんでしょう。^^;
勘違いされやすいので、僕も気をつけないといかんと思いました。

しかし、ポルシェにあんな奴が乗っているなんて、正直、悲しかったです。
降りて勝負なら絶対に負けんようなヤツでしたし、速さで勝負しても公道なら絶対にぶっちぎれる自信もありました。
でも、それをしたら、自分も相手と同じ馬鹿者になってしまいますよね。

とにかく、ポルシェに乗って欲しくない、とてもカッコ悪い輩でした。
ただ、浮かれて自分もそうならないように気をつけようとも思いました。

いくら良い車に乗っても、他人に対して偉そうにするのは最低ですね。
僕は遅い車を抜く時も、最低ウインカーを2回点滅させてから車線変更して抜くようにしています。
そして、必ず片手を軽く上げて挨拶して前に入る事にしています。
いくら自分のほうがペースが速くても、他人の気を悪くさせない努力は必要だと思います。
自分がされたら嫌なことを他人にしないようにと心掛けています。

セブン、プジョー、ポルシェ乗りとして、いや、どんな車に乗っていたとしても人間として恥ずかしくない様に・・・