Peugeot 205 GTi Lowdoun |
どう?綺麗に車高下がったでしょ? |
早く車高を落としたかったので、ティ−ポの広告に出ていた、RACというショップでAVOのエヴォリューション・サスペンション・キットを購入した。
英国のAVOでは在庫がなかったので、送料を合わせても約¥15000ーほど割高なだけなので、いつになるか判らない英国より、翌日発送のRACさんを選んだ。それにしても直巻の車高調でこの値段は助かるなぁ。 国内なら、もしもの時のクレームも楽。(笑)実際、後で判ったのだが、ロッドの長さが左右で3cm違っていて、只今、交換品を取り寄せ中。(^^) |
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キットは調整式で、ノーマルのアッパーマウントを流用するタイプ。
ボディーはニッケルメッキって言うのかなぁ、金色のネジみたいなメッキ。ショックは見た目より性能、これで充分。
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真夜中でも一人で出来る、楽しい取り付け作業♪ |
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到着したその日、お店が終わってから夜中の12時に作業スタートなのだ。ふつうはこんな時間から作業せんよなぁ。(^^)
まずはフロントのサイドシルでジャッキアップして、片側ずつ、4輪ともスタンドにかける。 リアはジャッキポイントに。フロントはロアアームの付け根あたりのサブフレームに、ちょうど良い長さの厚い板をあてて、サブフレームの一点に重量が集中して変形してしまわないようにかける。 ジャッキアップは必ず硬い地面の平坦な場所で行わないとスタンドがずれたり、倒れたりして車が落ちる事もあるのだ。(^^ゞ
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ショックからスタビリンクを外し、ショックの根元のボルトを緩める。
ナックルからショックが外れにくいので、ショックをくわえ込んでいる部分の割れ目にポンチのようなクサビ状の物を、ステアをいっぱいに切って下から叩き込む。すると労せず外れてくれるのだ。(^^) ドライブシャフトが抜けると、ギアオイルが漏れるので注意!(^^ゞ あとはアッパーマウントごと外して、スプリングをコンプレッサーで圧縮してばらす。そのままショックの頭のナットだけを抜くとプリロードのバネの力でアッパーマウントが吹っ飛ぶ事になっている。 外したアッパーの順番は間違えやすいので、きちんと覚えておく事。ベアリング類は新品が望ましいが、間に合わなかったのでそのまま綺麗に洗浄してグリスアップ。まだ充分使えそうだった。 あとはマニュアルの締め付けトルクを守って再組み立て。簡単! |
リアは何度も行ったのでスイスイ。
勘違いしやすいのはスタビとトーションバー。 真中の太いのがスタビ&リアサスの軸で、その前後の2本が車高を決めるトーションバーだ。 |
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まず、トーションバーをフリーにする為、ショックのサスアーム側を外す。
ナットを外して矢印の方向にハンマーで叩けばボルトが抜けてくれる。 写真のアングルで作業すると、ボルトを抜いた時に、ショックが顔面を殴りに来るので気をつける。当たったらタンコブができる。(^^ゞ 上側のボルトをあとで緩めるようにすれば簡単に防げるのだが・・・(笑) 黒く丸いゴムの塊はバンプストップ。 そのままリアの車高を下げると、つっかえて、ミニのようにポンポン跳ねるので、Lowdoun用を購入するか自分で2cmくらいカットする。脱着は力技だ!
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まずは、スタビリンクの固定ボルト(雄マーク)を外してリンクをずらす。
次にトルクスねじでとめてあるトーションバーの偏芯ふたを先の尖った物でコジル&引っ掛けて外す。 トーションバーの反対側の固定ナットを外す。 トーションバーに適当なボルトを刺しバールなどでこじる。スライディングハンマーなどは必要ない。 最初は固着して硬いが、バーがフリーになるようにアームをうまく支持しながらこじると意外と簡単に抜けるものなので、決して無理にはこじらないようにする。(^^ゞ
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外したトーションバーはスプラインを柔らかいワイヤーブラシで磨き洗浄してグリスを塗る。刺し込む側も同様に。私はコッパーグリスを使う。
これで車高調整の時、抜き差しが楽にできる。 取り付けは、まず、好みの角度でトーションバーを刺しこむ。しかし、この高さ決めが難しいので、地面のとの距離を測りながら、左右が納得いくまで繰り返す。 トーションバーの反対側はこのようになっているので、少しねじ込んでおいて、偏芯ふた側を固定してから、遊ばないように調整&固定する。 後ははずすのと逆の順序で取り付けて完了。 意外と細いボルト&ナット類が多いので、バカ力で締めて折ったり舐めたりしないように。
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めでたく極悪シャコタン車の出来あがり。(^^)
やっぱり205はシャコタンがカッコイイ! 初めて赤の車を買ったけど、今までと違い、何故かバンバン割り込み&煽られまくり状態で、うっとしい事もしばしば。 う〜ん、これでちょっとはマシになるかも?
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