205にAE92ジムカーナ仕様のストラットを移植しました。 | |
街乗りにはAVOは良かったんですが、物足りなくなってきたので、もっと車高を落として強いバネを組んで、キャンバーも付ける為に、流用自作する事にしました。
おいおい、205は通勤車やで〜、なにすんねん〜!(笑) 購入した時はは12kgのスプリングが付いていました。 完全なレース車両の物だそうで、前回OHしてからあまり走行していないそうとの事でした。 |
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さて、これをどうやって取り付けるか・・・
オーリンズは倒立式なので、ショック本体(ロッド)を抜いてケースの加工が出来るので都合が良いのだ。 失敗すればまたケースのみ作ってもらえば良いし・・・^^; まずはショック本体を取り出してから、エアカッターでブラッケット部分を半分切り取ります。
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で、残した半分のブラケットを、スタビリンクの取り付けに流用しようと言う魂胆です。
応力分散、歪み防止の狙いで沢山の点付けで溶接します。
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ブラケットのボルト穴が大き過ぎるので、適当な丸棒を薄く切って、スタビに合う穴を開けます。 | |
そしてブラケットの穴を丸棒に合う様に削ります。
手動やすりなので結構大変です。(^^) |
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溶接して表面を削って出来あがり〜。
売りもんやないから、少々仕上りは雑でも良いのぉ〜っ! あとは黒く塗ったらそれなりに見栄えは良くなるのだ・・・
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短ストラットにしたのと、ブラケットを流用したので、そのままではスタビの位置が下に移動していまい、地面と接触するかもしれません。
動きを考慮するとスタビは水平が望ましいので、その分だけリンクを切り縮める事にしました。
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当然、真っ直ぐ溶接しますが、上下ともロッド芯線上にボ
ールジョイントがあるので、極端なねじれ、曲げの力は掛かりません。 掛かるのは単純な押引の力だけなので、よっぽど曲がって溶接しない限り大丈夫です。 たぶん・・・(^^ゞ 上手く仕上ってるでしょ。 素人にしては・・・^^; |
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あっ、もう取り付けがすんでいます。
早いですねぇ・・・ でも、正午から作業を始めたんやけど、また夜中だど・・・(笑) |
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スタビロッドも無事、良い位置に付きました。
このOHLINSショックは、本体の径が50mmで、プジョー用は本来50.8mmなんです。 そのまま入れてみると、少し余裕があるので、0.2mmのステンレス板を挟み込みました。 ぴたぴたのバッチリになりました。 色塗ったらキレイに見えるでしょ?(^^ゞ |
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ジャッキアップすると、ノーマル車高の位置くらいまでしか伸びません。(^^ゞ
いよいよレース車両の様になってきて、嬉しいなぁ・・・??? 途中休みながら、ダラダラと作業をしたので、結局13時間くらいかかってしまった・・・(^^)
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インプレッション | |
真夜中の大雨の中、一応12kgのバネのままでテストしてみると、思ったより乗り心地は悪くない・・・(笑)
しかし、翌日の通勤途中にホームセンターに寄って、買い物から戻ってみるとタイヤがパンクしていました。 原因は、バネの自由長が長過ぎて(200mm)バネの車高調整用のお皿が、ほんの少しタイヤと擦っていて、そこが擦り減ってパンク! 高速道路がもう少し長かったら高速でバーストでした。おぉ恐ぁ〜。(笑) バネを自由長175mm 8kgの物に交換してすぐに解決。 タイヤも2本新品にしたけど、殆ど減ってなかったので勿体無かったぁ〜。 8kgの方がストロークしてポンポンと乗り心地が悪くなったような気がしたものの、ショックの調節を大きく締め上げると大変フラットになりました。 OHLINSは、伸び側のみの調整のようで、バネレートに合った伸びを設定出来るようです。ショックを絞っていっても、BILSTEINのようなドーンとくる突き上げが全くありません。縮み側はバネのみで受ける感じです。 リアはノーマルトーションバーとAVOの組み合わせのままで充分で、少し減衰力を上げるだけでOKでした。 高速道路では、相当なスピードでもステアリングに全く不安感がなく非常にスムーズで、切った分しっかりと曲がって行きます。 中速コーナーでもぬうわkm程度で何事もなく自信を持って曲がれます。(^^ゞ でも街乗り不整路などではやっぱり跳ねるので、205は軽いし、6kgくらいで充分そうです。そのうち交換しようと思います。 ↓ 車を手放す事もあり、街乗りもスムーズにこなせる様に、5kgのバネに交換しました。 乗った感じは、街乗り&高速で乗り心地を考慮すると抜群に良くなりました。 前のめりにならないので、ハードなブレーキングでも、ノーマルよりずっと良く効きます。 |