和歌山 湯の峰温泉 |
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去年の秋、小田原で205を引き取った帰りに、箱根の「松坂屋本店」の湯に浸かり、とても気に入ったので、関西であのような硫黄の濃い湯を探してました。
で、あまり投稿できていないのですが、一応参加?している「温泉ML」で、和歌山の湯の峰温泉を教えて頂き、ささやかな新婚旅行として行ってきました。 まずは、有名な「つぼ湯」は多少待ち時間があったので、共同浴場の「薬湯」に入りました。湯ノ花いっぱいの硫黄のめちゃ濃い湯で満足。でも長く浸かるのにはちょっと熱かったなぁ。 初日は料理民宿「瀧よし」に泊まる。 ただ、昼間に入った薬湯とは全く違って「薄くて温め」のお湯でした。掛け流しと思ったけど、違ったのかな? |
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翌日は、朝から勝浦まで足を伸ばしまし。
定番の那智の滝を見学して、港沿いの水槽が沢山置いてあるお店で、ウチワ海老やらサザエやら何やら新鮮な魚介類を食べました。値段は地元だからって安いもんではないですね。^^; それから「ホテル浦島」の忘帰洞に浸る。 男湯は右側だったが、こちらはどうもハズレらしい。(笑) さて、2日目は老舗の「あづまや」さんに宿泊。 ←歴史を感じる良い雰囲気でしょ。 階段を上がったところの窓は、良く見ると歪んでひし形なっていた。う〜ん、歴史を感じるなぁ。(^.^)
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料金は老舗なのでさすがに高く1人¥19000くらい。
ここは事前に旅行会社で予約したのだが、その場合はパックになるようで、近くの温泉に全て入れるパスポートのような物とか手形なんかをくれるみたいです。旅館の方が丁寧に説明してくださったのだが、忘れてしまった・・・(笑)それを見せると川湯温泉にも入れるとか言ってました。 直接予約すると料金自体がもう少し安くなるのだと思うので、僕のように、もらい物のクーポンが無い人は直接予約をどうぞ。(^.^) 部屋は二部屋もありひろびろ、空いていたので一番良いクラスの部屋になったようです。 窓の向こうに見えるのが「薬湯」の建物です。
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肝心のお風呂の写真は撮るの忘れました。他の人が沢山アップされてますのでそちらでご覧下さい。(笑)
そのお風呂ですが、木製の浴槽には白い湯ノ花が沢山舞っていて、最高でした。 で、湯ノ花を手にとって触ると、ゴムのような質感で、集めて指で丸める事ができました。それに対して松坂屋本店の湯ノ花は指で挟むと解けて無くなってしまう感じでした。 多分、同じ湯ノ花でも微妙に違うものですね。なにか違う成分が含まれているような感じがしました。僕は今は残念ながら鼻が殆ど効かないのでそこまでは判りませんでしたが・・・ それでも、湯の峰について車から下りた時に、硫黄が強烈に臭っているという感覚が鼻の奥でしたので、相当濃いんでしょうね。 |
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部屋は二部屋で、充分広く、また、きちんと清掃されて、古い宿ながら、とても清潔さが感じられました。
ちょうどあづまやの看板の上くらいの位置にある部屋ですが、あれ?名前は忘れてしまった・・・^^;
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とっても広いでしょ。
歴史を残しながら、それでいてすごく清潔感があり、手入れが行き届いていると言う感じで、とても好感が持てました。 とてもリラックス出来ました。 箱根の松坂屋さんや、このあづまやさんのような歴史を感じる建物。建替えなどせずに、このままずっと残っていって欲しいと思います。
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驚いた事に、部屋にも後から増築されたような、とてもカワイイ風呂があったのです。 |
洗面所や入り口、柱などの木部は、洗いが掛けてあるようで、とても清潔感溢れる物でした。
維持管理にはとても気を使っておられるのが感じられ、またそのセンスが良いと思いました。 |
夕食は部屋で。
夕方、黒塗りの車が何台か出ていったので、宿の方に伺ってみると、料理の鉄人の石鍋シェフが何処かのホテルの料理長とお昼に食事をしに来られていたそうです。 偵察なのでしょうか、気に入っておられる様で、何度か食事のみで来られているとの事でした。 確かに、料理に手が込んでいて美味しかったと思います。
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温泉のしゃぶしゃぶまで付いてました。
下はかぼちゃの茶碗蒸。 食べさしですみません。(笑) |
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温泉で炊いた釜飯。
歴史を大切にした、とっても良い宿で、最高のお風呂と共に大満足でした。
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