イタルジェット ドラッグスター 180 ギアオイル漏れ修理!
さて、気持ち良く走っていたのですが、最近リアブレーキの効きが急に悪くなってきました。
チェックしてみると、ギアオイルが漏れてディスクにかかっていたようです。
↑やっぱり内部のシールから漏れているようで、再度、分解してチェックした方が良さそうです。(涙)
↑原因はすぐに判りました。
矢印のちょうどオイルシールのリップが掛かる部分に、僅かですが削れたように荒れた部分があり、オイルシールを傷めてたか、そこから継続的に漏れてしまったようです。
↑ちょうどそのオイルシールが見えます。
47-30-6という外車サイズのようですが、べスパのパーツで有名な宇賀神商会さんにあったので、すぐに発注しました。
宇賀神商会さんにはウォーターポンプキットでもお世話になりましたが、ピアジオ系などの細かいパーツをストックして下さっていて、とっても面倒で大変だと思うんですが、リストアップして通販していただける、本当にとっても有難いお店です。
ギアオイルはレッドラインのショックプルーフという高価な物を使っています。
普通は4ストロークのエンジンオイルを使うようですが、少々硬いので多少のロスはあるでしょうが、ギア保護の為にはこの方が良さそうです。
でも、見た目はイカの塩辛みたいですね。(^^)
↑さて、シールはあったとしても、原因のシャフトを交換しないといけません。
フッフッフッ・・・(^^) やっぱり買っといて良かったなぁ・・・
オイル切れで走行2300キロで焼き付いたスペアエンジン!!!(^^)
結局、殆どのパーツをこのエンジンから移植する事になりました。
それで、新型なので、クラッチ側のプーリーシャフトが外側ケースに貫通して固定されるように改良されて、シャフトに掛かる力が上手くベアリングで受けられるようになりました。
所謂 方持ち→両持ちになったっという事です。
↑さすが2300キロ!(^^ゞ
オイル漏れもなくキレイな物です。
改めて、前のオーナーさまに感謝いたします。 いや、ご愁傷さまでした。(^^ゞ
↑このように、新型はフタの部分にベアリングが入ってご覧の入力シャフトが両持ちで保持される訳です。
新型ギアボックスをバラして仮組みしてみたところ、心配だったフィッティングもバッチリOK,外側で両持ちになったせいで、ギアボックス内部のベアリングは不要になり遊んでいます。( 軽量化の為には組み込み時に抜くべきですね!)
オイルシールが届き次第組み上げます。
↑ご覧のようにケース内もとてもキレイです。さすが2300キロ! (^^ゞ
オイルポンプや、内部のプーリー等、全部2300キロエンジンから移植しています。
作業する奥で、先日、73RSルックからノーマルルックに戻した”73”911Tが埃を被っています。
屋根にはルノーのフロントウインドーが乗ってます。
交換してからまだ一度も表に連れ出していないので、今週末はTDMに連れて行ってあげようと思っています。

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