只今、エンジン修理中!

やっとエンジンの修理にとりかかりました。載せ換えてからずっと、冷却水にオイルが混ざり込むトラブルが直らず、放置していました。

冷却水の圧も通常より高くなっているようなので、圧力が掛かっているオイル通路からウォーターギャラリーへ向かって漏れているようです。

何度か組み直しましたが、直りませんでした。

ヘッド、ブロックとも、別々に圧漏れ試験もしてもらったが、漏れは発見できず、常温の試験では症状は出ないのかもしれないとの事でした。

(奥が新しいシリンダーヘッド)

結局その原因がわからず、ヘッドを買う金もなかったので、結構長い間セブンを止めたままでした。

しかし、このままでは不動車なので、売る事さえままならない。

ともかく復活する為に、まず、最近見つけた英国のヘッド専門のリビルト業者から中古のリビルトヘッドを購入しました。

ヘッド自体は送料やヘッドボルトなどで、約10万程でした。まずはこれに交換してみる事にします。

これでも直らなかったらブロックという事ですが、そうなら二度手間、最悪だぁ〜!

さあ、これからはポート研磨と、いちばん面倒なシム調整。(T_T)

ノーマルはオイルタペットなので調整は必要ないですが、直動式の軽いタペットに交換してあるので、高回転での追従性が良くなりますが、シム調整が大変です。

ポート研磨は恐ろしいアルミの削りカスが出るので表で作業します。

風向きや削る方向を良く考えて作業しないと、靴や服に削りカスが入って、後で痛い痛い思いをする事になります。経験談(笑)

 

 

 

削りカスがウォータージャーナルやオイル通路に入りこまぬように、ガムテープで塞ぎます。

 

ノーマル状態でリビルトしてあるので、ポートをエキゾーストに合わせて軽く削ります。

 

バルブ近くはシートカットも済んでいるので、さらっと削るだけです。

うん、随分スムーズになりました。

基本的にこのヘッドは、ノーマル状態でもポートの形状が優れているので、拡張する必要が少ないと、どこかで読んだ記憶があります。

確かに、この吸気ポートは直線的で、いかにも良さそうだ。

軽く研磨して終わろう。(^^ゞ

 

今回はブロックはバラしません。

上面を綺麗に清掃してそのまま組みます。

組み上がるのはいったい何時になるのかなぁ〜。

う〜、早く仕上げて走りたい〜!(^^)

 

ちなみに、こんなクレーンを使ってエンジンを載せたり降ろしたりしています。

 

NEXT